脱ステロイド後の取り組み No.2

「腸内環境の改善」

こんにちは、吉松です。

今日は、アトピーや皮膚炎の改善に必要不可欠な腸内環境のお話しです。

最近は「腸内フローラ」って一度は耳にされていると思います。

腸内環境は、アトピーや皮膚炎などお肌の状態とも、とても関わりがあります。

私たちの腸内には100種類以上、数にすると100兆個もの細菌が住んでいると言われています。

その細菌の種類は大きく分けて3種類

  • 善玉菌 ・・・ 悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促したりと、ヒトの体に有用な働きをする菌。
  • 悪玉菌 ・・・ 腸内の中を腐らせたり、有害物質を作る菌。
  • 日和見菌 ・・・ 善玉とも悪玉ともいえず、体調が崩れたとき、悪玉菌として働く菌。

これら腸内細菌の様相を「腸内フローラ」と呼んでいます。

「腸内フローラ」の理想的なバランスは、
善玉菌2割悪玉菌1割日和見菌7割 であることが望ましいです。

食生活や加齢やストレス、薬の服用・・・など、様々な要因で日々変化します。

アトピーや皮膚炎は、修復するためにたくさんの栄養素やビタミンを必要としますが栄養を吸収するのは腸。

「腸内フローラ」が乱れていると充分に吸収できずに、栄養バランスを考えた食事や高価なサプリメントを取り入れても無駄になってしまいます。

また、肌にも健康にも重要なビタミンですが、腸はビタミンを合成する力はなく、食べ物からビタミンを合成しているのは腸内細菌です。

腸内細菌はビタミンを合成するだけではなく、自らも作り出します。

ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、ビオチン、葉酸、パンテトン酸、ニコチン酸アミドなどは、腸内細菌が作り出しています。

腸内環境が整って善玉菌優勢の状態になれば、食べ物からの栄養不足を防ぎビタミン不足にならず、免疫力も上がり、身体の状態も良くなります。

まずは、とにもかくにも 腸内環境の改善です!!

栄養バランスを考えた食事にも気をつけて、サプリメントも取り入れているのに、なかなか効果を感じられず、改善に向かわない場合は、腸内環境改善サプリや乳酸菌サプリを取り入れることをオススメします!


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